


眞山舎(さなやまや)の活動テーマは「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」。ここで言う「わたし」とは、まずはじめにわたし自身のことです。そして、家族、友人、隣人等、個人一人ひとりの主語としての「わたし」です。
「わたし」という言葉に焦点を当てている理由は、「みんな」等の言葉により個人を一括りにすると、「わたし」という個性が集団の中に埋没してしまうからです。
また、「わたし」が集団のなかに埋没していくいうことは、「わたしの自由」・「わたしの幸せ」がないがしろになってしまうと考えています。
一人ひとりが「わたし」を取り戻し、まっすぐに向き合うことでこそ、他者の幸せを考えることができる。そのような思いから「わたし」という言葉を大切にしています。
また、「幸せ」を「手に入れる」のではなく、「感じられる」と表現していることにも意味があります。 「幸せ」という形のないものを得ようと必死になり、身や心を壊し、逆に幸せから遠のいてしまうこともあります。
「幸せを追いかける」のではなく、日々の暮らしの中で「幸せを感じられる状態になる」。 そのために「『わたし』はなにができるのか」。
このような問いをもちながら、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」を活動テーマに掲げています。

眞山舎は、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」を活動テーマとして、主に東京都国立市において活動を展開しています。
なぜ眞山舎が東京都国立市という人口約7万6000人かつ面積が8.15㎢の(全国で4番目に小さい市)場所に活動の範囲を設定しているのかというと、それは、暮らしに係るあらゆる営みと「わたし」が最も近いところで、(何かの)当事者として在ることが、市民活動の核だからです。
現在、当団体は、「キョウドウを生きる暮らし」を合言葉にしている「リカバリーの学校@くにたち」、「わたしの幸せ」と「よい社会」をつなげる「より善く生きる哲学の学校」、およびNPO・市民活動団体の寄付集め等ファンドレイジングのご相談を受ける「対話型相談」ならびに調査研究活動等さまざまな活動を行なっています。
一般社団法人として、「NPOらしさ」に向き合いながら、これからも活動を進めていきます。